BUCK-TICKとその他諸々

大好きなBUCK-TICKのこと、その他のことなど様々書いていこうと思います

HURRY UP MODE 全曲レビュー

こんにちは。


今日は2020年1発目の更新になります。
今回は「HURRY UP MODE」の
全曲レビューを行っていこうと思います。

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こちらのアルバムは
BUCK-TICKのインディーズ時代に
リリースした唯一のアルバムです。
インディーズの時にリリース
されたアルバムということもあり、
かなり粗削りなところも多いアルバムで、
個人的には、これは微妙だなあ、
と感じる曲がいくつか散見されます。
しかし、当時から彼らのセンスは
光るものがあり、
今もなお、ライブで演奏される
曲も存在する、BUCK-TICKにとって、
大いに意義のあるアルバム
と言えるでしょう。


それではここから
「HURRY UP MODE」の
全曲レビュー始めまーす。


注)インディーズ盤に収録されていた
  「VACUUM DREAM」と「NO NO BOY」
については、私が聴いたことが
  ほとんどないためレビューには
  いれていませんので、
  ご了承ください。

 

Track1「PROLOGUE」曲:櫻井 ★

サウンドトラック。
なんと作曲が櫻井さんになっている!
櫻井さんがドラムだった頃に
作られたのだろうか?
曲自体は、次の曲への導入といったところ。


Track2「PLASTIC SYNDROME TYPEⅡ
詞:今井/曲:櫻井 ★★

なんとこの曲も櫻井さん作曲の曲。
櫻井さんが作曲していることは、
後には全くないことなので、
なぜこの曲が櫻井さん作曲なのか、
非常に気になるところである。
曲は初めて作るアルバムの
初っ端の曲らしく、
勢いのあるアップテンポな曲。


Track3「HURRY UP MODE
詞:今井/曲:今井 ★★★

このアルバムのタイトルチューン。
近年のライブでもたまーに演奏される。
近年のライブで演奏されるものよりも、
原盤の方がテンポが速い。
今の重厚感ある演奏の方が
私は好きだと感じます。


Track4「TELEPHONE MURDER
詞:今井/曲:今井 ★★★

リズミカルなドラムが目立つ。
サビの感じが微妙だけど、
全体的にはいい曲だと感じる。


Track5「FLY HIGH
詞:今井/曲:今井 ★★★★★

このアルバムで1,2を争う
出来の曲で、今でも、
ライブで度々演奏され、
2017年に行われた野外ライブでは、
そのライブのタイトルになるなど、
メンバー自身も気に入っている
曲なのかな、と思う。


Track6「ONE NIGHT BALLET
詞:今井/曲:今井 ★★

メンバーのエッセイなどを
読む限り、かなり古くから
存在しているこの曲。
今のBUCK-TICKにはない
初々しさのようなものを感じる。


Track7「MOON LIGHT
詞:今井/曲:今井 ★★★★★

「FLY HIGH」同様、
今もなお、ライブで演奏される
根強い人気のある曲。
後のアルバム「殺シノ調ベ」にて
リメイクされており、
そちらのバージョンの方が
評価は高く、私もそのバージョン
の方が好きだが、
こちらのバージョンの
ニューウェーブ感の強いのも
かなりいい曲だと思う。


Track8「FOR DANGEROUS KIDS
詞:今井/曲:今井 ★★

いわゆるビートロックの雰囲気を
強く感じる曲。
時代を感じさせるというか、
今、演奏したら古さを
感じてしまいそう。


Track9「ROMANESQUE
詞:今井/曲:今井 ★★★★

今現在は、全く演奏されて
いないし、古さも少し
感じる曲ではあるが、
なかなかいい曲であると思う。
この曲をタイトルチューンにした、
ミニアルバムが後にリリース
されているが、そちらとは
多少アレンジが変わっている。


Track10「SECRET REACTION
詞:今井/曲:今井 ★

私の中での問題作。
悪い意味での問題作。
謡曲かのような
女性コーラスがサビに
入っており、その感じが
言ってしまうと、、、
非常にダサく感じてしまう。


Track11「STAY GOLD
詞:今井/曲:今井 ★

この曲も微妙。
まだインディーズの頃の
曲なわけだし、
こんな曲を作ってるときも
あったんだなぁと、
朗らかに過去を懐かしむ
感じで聴くのが
いいのではないかなと思う。

 


ということで、「HURRY UP MODE」
全曲レビューでした。


ラスト2曲の出来がもう少し
何とかなっていれば、
もっと評価の高いアルバムに
なっていたのではないかなと思う。
とはいえ、「FLY HIGH」、「MOON LIGHT」
という人気曲も収録されているし、
ファンならぜひ聴いておきたい
アルバムには違いがないだろう。